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 第83号(全12ページ)からの転載です。

パートナー通信

パートナー通信タイトル
2021年6月/No.83(通算99号)

こんにちは ぐんまの子ども食堂さん!
 群馬県内の子ども食堂を訪問
「みて(たべ)ある記」レポート


第8回 かがやき食事会
日時:2021年3月13日(土)
場所:藤岡市本動堂486-6
メニュー(お弁当):キャベツ、トマト、ブロッコリー、焼売、イカもろみ焼き、かき菜胡麻和え、人参きんぴら、ぬか漬け、赤大根酢漬け、鶉卵、葱ソーセージフライ、炒め物(キャベツ、豚)、煮物(人参、大根、蒟蒻)
参加者:総勢112人(含ボランティア)

▪ こども食堂をはじめたきっかけ

偶然、社会福祉協議会で「こども食堂」の話を聞き、今まで給食センター、高齢者施設、保育園で調理の仕事をしていたこともあり「給食ならできるかな?」と漠然と始めてしまいました。(調理師資格有り)

▪ 今の場所で開催しているのは?

もともと家に敷地があり、月に1度、大人が集まって「趣味の居場所」的な活動をしていました。ですから、こども食堂も簡単にできたのだと思います。

▪ メニューはどう決めている?

前もって考え、寄贈の季節の食材などを使って作っています。突然頂き物がある場合もあり、臨機応変にメニューも変えています。初めは60〜70食でしたが今は(弁当配布)100食に増えました。こども食堂の旗を見て来た、支援が本当に必要な方もいます。1度に7升のご飯を炊いてお弁当に使っています。

▪ 「かがやき食事会」の特色は?

外遊びがあること。毎回「遊びの学校の先生」山崎さんが来てこども達をリードしてくれています。遊びを通して、年下の子を年上の子が面倒みるなど、こども達の縦の関係ができてとても良いことだと思っています。みんなで遊ぶことでこども達の成長も見ることができます。ボランティアは趣味を一緒にやっている仲間、大人が多いのですが、高校生や高崎健康福祉大学の学生さんも参加して、こども達と走り回って遊んでくれるので助かっています。

▪ 今後の目標など


以前は外遊び、中遊び、ご飯の後は読み聞かせ、又は紙芝居とこども達との楽しい交流がありました。コロナが1日も早く終息しまた、こども達の元気な声が聞きたいと切に思います。
場所:藤岡市本動堂486-6
日時:基本は毎月第3日曜日
   午後16時〜19時くらいまで
費用:大人200円、子供0円
   (6月、7月弁当予定)
予約:090-2438-9847
   (日付は毎回ご確認ください)

*主宰 大林さんにインタビュー

 群馬県下、蔓延防止等重点措置により、1番最近は、今ある食材を渡したという。かがやき食事会が素晴らしいのは、優しく、暖かい人柄の大林さんや、ボランティアスタッフの心がこもった手作りご飯。そして、社会福祉協議会やこども課が密に関わり活動している所だ。もちろん大林さんやボランティアスタッフの尽力は多いと思うが、藤岡市は理想的な地域へのバックアップ、行政のサポートがある。
 コロナが長引く今、こども食堂だけの力では限りがある。群馬県内、他のこども食堂もこれを機に行政と向き合い、良い方向へ進む時期なのかも知れない。それは人、物、金の迅速な支援だ。こども達を大切に思う気持ちは同じ、共に考え、動くことが必要である。

*群馬県アンケート:2021年5月現在、会食形式で実施したこども食堂は県内8カ所、弁当配布 24カ所、食品配布34カ所。
*NPO法人三波川ふるさと児童館あそびの学校 山崎茂さん:群馬県鬼石町(現藤岡市)の山間部、木造校舎の廃校(旧三波川中学校)を拠点に、「甦れ木造校舎と子どもたち」を目標に、市民運営型の児童館設立をめざし、運営委員とスタッフ、組織を支える会員を募り、平成2001年4月に開館した民営の児童館。2005年9月に特定非営利活動法人に認証。HPより


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