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 第81号(全8ページ)からの転載です。

パートナー通信

パートナー通信タイトル
2020年10月/No.81(通算97号)

7月の総会で役員の体制が変わりました。
改めてよろしくお願いいたします。
世話人 ごあいさつ

✤大浦暁生(顧問)
 あと半年で90歳のこの老骨に配慮して、若い仲間たちが「顧問」という役職を設けてくれました。世話人会に出て、何でも自由に言ってよい、というのです。体験談でも話せば、それもまたよいのでしょうか。
 実際には、会に貢献するよりも、子どもを中心とした若い人たちの活動に、教えられることばかりかもしれません。しかし、社会的弱者である子どもたちの側に立って、その最善の利益のために微力を尽くすことは、残り少ないわが人生にとって、なんと幸せなことでしょう。
 どうぞよろしくお願いいたします。

✤加藤彰男(代表)
 新型コロナ「対策」の名の下で子どもたちは、思いや願いを自由に話すこと、皆で思いっきり遊び・学び合うことを押しつぶされています。菅政権が発足して最初にやったことが「学術会議任命拒否」で、憲法23条に掲げられた学問の自由をおしつぶしています。これは子どもの権利条約12条「意見表明権」の侵害に共通する問題があると思います。子どもたちの思いや願いを丸ごと受けとめてそれに応えていくことと同じように、研究と学びを深め、互いに耳を傾け合って、自由闊達に論じ合うところから人々の最善の利益が導き出されてきます。問答無用で口を封じることのない世の中を大人にも子どもにも・・・「子どもと大人の」権利員会と改称しなくてはならないかしら。

✤石橋峯生(副代表)
 子どもたちの未来を見つめ、子どもたちと共に現在(いま)を生きてきました。共同保育・民主保育を求め続けて。
 学びの主人公は子どもです。子どもたちが学び、健康に育つことは、私たちの喜びであり、種・人類の課題です。これに応えるのが「子どもの権利条約」でした。
 子どもの権利条約は、いつも私の人生の中にありました。

✤関口信子(副代表)
 子どもの権利条約が批准され、難しい条文を分かり易く言い換えたパンフやカルタを作って普及しようと取り組んでいた頃から参加しています。時間をかけてカルタ言葉は吟味され、子どもの心を代弁するような意味深い子どもの権利カルタが完成しました。私はカルタ出前授業を通して子どもの権利について学び、考え、生活に活かすきっかけ作りを行っています。
 また、今年はコロナ禍で子ども達にも学力格差や困り感が生じたことから楽しく学べる子どもの居場所を立ち上げ、学習支援と食料支援を始めました。これからも微力ながら子どもの権利を守り普及する活動を頑張りたいと思います。

✤芦田朱乃(事務局長)
 「ぐんま少年少女センター」と「あいおい子ども食堂」で子どもたちと関わる活動をしてきて、子どもの権利条約は知っていましたが、もっと詳しく学びたくて、数年前から権利委員会にも参加しはじめました。
 権利委員会の重要な役割の1つは「中継地点」だと思っています。それぞれに活動する会員の皆さんの熱意や得意なことをつなぎ、悩みを相談したり、はげまし合ったり、仲間を見つけたりする場所になることで、子どもをはじめみんなの最善の利益(=幸せ)を実現していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

✤藤井幸一(組織部長)
 人生とは
 根性、忍耐、体力(ちからうどん)、努力の辛抱(かけそば)、そして世の為人の為に尽くす人は、必ず自分に幸せが来る。
 人生とは
 友愛、健康、奉仕、富、良い友達がいて、健康で、奉仕を世の為に行えば必ず自分に幸福がやって来る。
 花には水を、人には愛を。

 趣味は将棋、マージャン、カラオケです。

✤茨木邦子(会計)
 2005年に前橋労演(演劇鑑賞会)の事務局を退職し、会計の仕事を引き受けてから10年以上になりました。財政処理をしながら、権利委員会の活動は、会員の会費とカンパによって支えられている事を実感してきました。
 新しい体制になり、又「コロナ」という今までにない状況の中で、子ども達の為に具体的な活動が進められています。……が、私も後期高齢者になり、どなたか後継の仕事を引き継いで下さる方がいればと思っております~!!

✤小林美代子(会計)
 1993年第2回総会「子どもにとってあそびとは」に参加した日の感動は今も鮮烈です。その前年に大腿骨骨折で入院、リハビリによる軟禁状態から解放され、最初の社会復帰でした。今、コロナ禍での自粛引きこもり生活からの開放の光も又、子どもの権利委員会の活動再開による気運からと感じています。
 若さと情熱、エネルギッシュな始動を待つ「お米プロジェクト」!! 子ども食堂と地域、行政ががっちり繋がってくれたなら・・・と期待がふくらみます。

✤今村井子(世話人)
 結婚を機に、神奈川県から群馬県に転居して18年になります。地元安中市で子ども食堂を始めて5年目に入りました。仕事は、群馬県スクールソーシャルワーカー&私立高校の非常勤講師をしています。はじめてのダブルワークであり、今はやりの官製ワーキングプアでもあります。女性差別を実感しつつ、なんとか改善に向けて動きたいと思う今日この頃です。「年をとっても安心して暮らせるまちに住みたい」私の願いです。

✤大前ちえり(世話人)
 群馬保育センターの大前ちえり(コスモス保育園)です。世話人の仲間に入らせていただき3年目になります。
 保育園では、0歳児の赤ちゃんが「こんなにハイハイができるようになったよ!」、3歳児クラスでは、「スキップができるようになったからみてて!」と、目をキラキラさせる毎日です。保育園は楽しいところ。大好きな友だちがいるところ。美味しい給食が食べられるところ。そして、子どもも大人も一緒に育ちあうところです。私も子ども達にいっぱい刺激をもらいながら、成長していきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

✤河嵜清松(世話人)
 権利委員会に加わって約40年。前橋家裁の友重淑郎調査官(故人)に誘われて、高教組出身の高橋清一(故人)・中村幸生さんなどの先輩を見習って活動に参加してきました。
 前橋・高崎の児童相談所に児童福祉司として中毛・西毛・北毛の県下4分の3地域を順次担当し、児童福祉増進に邁進?してきたつもりでしたが、「不幸な子供を救う」という思い上がった観念だけで、『この子らに最善の幸せ…真に子どもの権利を保証した仕事をしてきたのか』、この権利委員会に入ってから反省することしきり。
 これからも90の老骨を撫で擦りながらできるだけ?がんばりたいと思います。

✤清水秀俊(世話人)
 世話人となってから4、5年たちました(記憶が定かでありません)。
 長年、障害のある子どもたちの教育に携わり、県立伊勢崎特別支援学校に7年間務めた後、2015年に定年退職しました。今年度からは上武大学で「特別支援教育論」の授業を担当しています。
 これらの経験も生かし、障害児者の諸権利をめぐる現状、成果や課題について調査をして発信していきたいと考えています。
 よろしくお願いいたします。

✤清水紅(世話人)
 こども食堂「あつまれ前橋スポット」代表、音楽ユニット「こども魂」歌とギター担当、こどものイベントや学童で演奏活動をしています。
 群馬子どもの権利委員会は、自分の意見をはっきり言える、そして形に表せる場所。私にとって、世話人一人一人、信頼できる素晴らしい指導者であり、考えや能力にいつも触発され奮い立たされる思いがしています。とは言っても、大雑把な性格を発揮、先輩たちに助けてもらいつつ、かなり自由にやっております。彼ら、彼女らの志を引き継ぎ地元、群馬の子どもたちに何か貢献できたら、と、考えています。


★お米プロジェクト始動★  群馬子どもの権利委員会と県内子ども食堂有志の共同プロジェクトがスタートしました。これは、子どもやその家族を支える子ども食堂と、地域や企業とをつなぎ、食材の寄付により子ども食堂の安定的な運営をサポートするための取り組みです。
 今回、以下の表紙のチラシを3枚同封しました。お知り合いなどで子ども食堂に寄付してもいいよという方がいましたら、ぜひこのチラシをお渡しください。このプロジェクトには、みなさんのお力添えが必要です。
お米プロジェクトガイドブックの表紙

→ お米プロジェクト ガイドブック


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