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 第81号(全8ページ)からの転載です。

パートナー通信

パートナー通信タイトル
2020年10月/No.81(通算97号)

こんにちは ぐんまの子ども食堂さん!
 群馬県内の子ども食堂を訪問
「みて(たべ)ある記」レポート

第6回 iitokoキッチン

日 時:2020年10月18日(日)
場 所:吉井町本郷にある「iitoko」
参加者:総勢23名(スタッフ2、学生ボラ1)
メニュー:かぼちゃ煮、大根煮、カキフライ&唐揚げ&エビ唐揚げ&コロッケ&ポテトチップスの盛り合わせ、ブロッコリーサラダ、かぶの浅漬け、ご飯or混ぜご飯、にゅう麺、納豆、デザート、みかん

 懐かしさを感じさせる民家に到着すると、かわいい文字でiitokoと書かれた白い大きなハート型の看板が出迎えてくれた。 iitokoは、毎週土日に「遊びのひろば」と「iitokoキッチン」を開催している。 頑張るお母さんの応援団だが障害のある子もない子も気軽にいらっしゃいと大歓迎してくれる子どもの居場所でもある。

 この日は、10時から遊びのひろばが始まっており、すでに7家族17人が集まって思い思いに過ごしていた。子ども達も気に入ったおもちゃで楽しそうに遊んでいる。誰もが気兼ねなく居られる自由な空間だ。
 代表の浅香さんは、飛び入りで相談に来た家族を温かく迎え入れ、話し相手をしたり先輩家族とつないだりしていた。 "お母さんが元気になれれば子どもも笑顔になれる"がiitokoのスタンス。不安や悩みを受け止め、寄り添い、一緒に考える姿は、正に親子の応援団だ。子どもにも何気ない会話の中に「こうするといいかもしれないよ」と無理なくスキルを入れているところもすごい。

・・・♪ iitokoキッチンランチタイム ♪・・・
 時間になるとみんなでテーブルをセットしたり、お箸を運んだりのお手伝い。今は、コロナ感染防止対策でテーブルごとに家族で食べるように配慮されていた。
 調理を担当するのはスーパー調理人の享子さんだ。一人で調理を切り盛りしている。子ども達の特性を考慮したメニュー作りをしているので品数も多い。
 浅香さんの話では、口の中が敏感な子もいるので配慮が必要とのこと。
 パリパリ感は共通してOKで手作りのポテトチップスが大人気だそうだ。白いものが好きというのも共通で白いごはんや白いうどんをメインに添えているという。
 この日も選んで食べられるようにと多彩な品数が用意されていて一人ひとりを大事にする姿勢が伝わってくる。
 豊富なメニューにどれから食べようかと迷いながらかぼちゃ煮を頬張るとホクホクと美味しいこと。揚げ物も栄養満点。新鮮野菜のサラダは野菜本来の甘みを感じる優しい味。スルスルとのどごしの良いにゅう麺もホッコリ身体を温めて心が和む。どれも懐かしい家庭の味で美味しかった!

 食べ終わったお母さんからは、こんな声が。「こんなにいろいろなおかずが食べられて本当にありがたいです。家ではこんなに作れないですからね。助かってます!」 本当に子育て中のお母さんにとっては実家のような心地よい居場所であり、子ども達にとってはありのままの自分でいられる安心な居場所になっている。

場所:高崎市吉井町本郷452-2
日時:毎週土曜日と日曜日
   10:00~12:00遊びのひろば
   12:00~13:00 iitokoキッチン
定員:三密を防ぐため、4家族程度
   ※家族の状況により対応
費用:子ども無料、大人500円
   テイクアウト弁当(子ども100円、大人500円)
予約:tel/027-387-5908 fax/027-387-0543
  :E-mail iitoko_mother@yahoo.co.jp

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